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スタッフコラム

2025.05.15 人 気

中古住宅はなぜ北側に水廻りが多いのか

皆様こんにちは!

 

札幌もだいぶ暖かくなってきましたね!

私は毎日自転車で通勤しているのですが、お店につくと毎日汗をかいてしまいます!

これから夏に向かって暑くなっていくので、体調管理にはお気をつけください!

 

さて、本日は築年数が経っている住宅の間取りについてのお話です。

 

皆様、ご自身のご実家や祖父祖母のお家って水廻りが1か所に固まっていたり北側に配置していたりしませんか?

実はあれは、しっかりとした理由があってそうなっています。

 

まず、北側と聞いて皆様は何を思い浮かべるでしょうか?

おそらく、寒いやじめじめしているというイメージが上がってくるのかと思います。

本当に、皆様その通りで北側は寒くてじめじめしています。

 

しかし、この寒さやじめじめが水廻りを北側に置くという意味で適しているのです!

 

その理由として、寒さやじめじめというのは裏を返すと温度や湿度が一定ということを表しているからです。

温度や湿度が一定に保てると何が良いかというと、食材を長く良好な状態で保つことができます。

 

また、水廻りの設備が傷みにくいという特徴もあります。

基本的に、南側は日が入ったり入らなかったりを毎日繰り返すので温度変化が激しいです。

家電や設備など温度が毎日変化していけば、カビや結露が生えたり電気系統がおかしくなる可能性も高くなります。

 

上記のような理由から水廻りは北側にまとめることが多いというのが理由となっております。

皆様も新築住宅を造ったりリノベーションをする際には是非、間取りの参考にしてみてください!

 

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