こんにちは、カウイエ白石店の堀川です!
物件の間取りで“S”LDKやLDK+“S”という表記を見たことはありませんか?
この“S”は「サービスルーム」のことを示しています。
サービスルームとは、建築基準法において窓や換気、採光率などの条件を満たさないため
「居室」(*リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋、寝室などのこと)として認められない部屋のことです。
このため収納、ワークスペース、趣味部屋などの補助的なものとして利用されることが多いお部屋です。
今回はサービスルームのメリット、デメリットについて解説させて頂きます!
メリット
①価格が抑えられる場合がある
・サービスルームは居室として認定されないため、物件価格が抑えられており
同条件であれば3LDKよりも2LDK+Sの方が価格が低いケースが多く
リーズナブルに広い住宅を購入できる可能性があります。
②日光の影響を受けにくい
・サービスルームは窓が無いことや小さい場合が多く、日光の影響を受けにくいため
直射日光や温度変化の影響を避けたい物の保管に最適です。
③幅広い用途に使用できる
・周囲の影響を受け難く静かな環境を保つことができるためワークスペースや趣味の部屋としても適していますし、
アイディア次第で収納やプレイルームとしてもご使用頂けるのも魅力です。
デメリット
①設備が不足している場合がある
・サービスルームは居室ではなく、エアコンや電話の設置が想定されていないため
コンセント等が少ない場合があります。
②日当たりが悪く部屋が暗い
・サービスルームは窓が少ないか設置されていないことが多く、日当たりも悪いため
日中でも照明が必要になる場合があります。明るさが足りない場合は照明の増設が必要です。
また、窓が無いため閉塞感があり長時間過ごすには不向きです。
ワークスペースや趣味の部屋のような目的で使うためには、快適な空間をつくる工夫が求められます。
③湿気が溜まりやすい
・サービスルームは窓が無いことがあり、通気性が悪く結露の原因となることがあります。
収納や物置として使用する際には、除湿機や乾燥剤を設置し、湿度管理を行いましょう。
最後にサービスルームのお勧めの使い方をご紹介させて頂きます!
・ワークルームとして使用する
・お子様向けにプレイルームとして使用する
・趣味部屋として使用する
・ウォークインクローゼットとして使用する
・来客用スペースとして使用する
いかがでしたでしょうか?
今回はサービスルームのメリット、デメリットについてお話させて頂きました。
物件お探しする際の参考にして頂ければと思います。
ではまた!