こんにちは、カウイエ白石店の堀川です!
「旧耐震」「新耐震」と聞きますが、具体的に何が違うのかご存知ですか?
1981年6月1日を境にした建築基準法の基準で、それ以前を「旧耐震」、以降を「新耐震」と呼びます。
大きな違いは想定する地震の強さで、旧耐震が「震度5程度で大きな損傷を受けない」ことに対し、
新耐震は「震度6強から7程度の大地震でも倒壊・崩壊しない」ことを目指す、より厳しい基準になっています。
メリット、デメリットについては以下になります。
新耐震基準(1981年6月以降の建物)
●メリット
・耐震性が高い:震災時の倒壊リスクが低い
・ローンや保険が利用しやすい
・資産価値が比較的安定:流通性も高い
・築年数が比較的新しいケースが多い
✕デメリット
・価格が高い:旧耐震より相場が高め
・立地の選択肢が狭い場合もある(再開発エリアなどで新耐震に集中)
・中古でも築30年以上経っているケースもあり、リフォーム費用は別途必要
旧耐震基準(1981年5月以前の建物)
●メリット
・価格が安い:土地値に近い価格で売られていることも多い。
・立地が良い物件が多い:昔からの好立地に建っているケースが多い。
・リノベーション需要が高い:安く購入してリフォーム・リノベで再生する投資手法が可能。
✕デメリット
・耐震性が劣る可能性が高い。
・住宅ローンや火災保険で不利:金融機関によっては融資制限、保険料の割高などがある。
・将来的な資産価値が低い:売却時に敬遠される傾向がある。
・耐震補強や大規模リフォームの費用が発生する。
カウイエではこのようなお話も可能ですので是非ご来店頂き情報をご提供させて頂ければと思います。