こんにちは!カウイエ札幌中央店の紺野です。
札幌の街角からも雪が消え、心地よい春がやってきましたね!
穏やかな季節ではありますが、建築の現場では現在「ナフサショック」という大きな壁に
直面しています。
今回はそんな「ナフサショック」についてお話しします!
①そもそも「ナフサ」とは?
一言でいうと、ナフサは「石油から生まれる、あらゆる製品の原料」です。
原油を精製する過程で取れる「粗製ガソリン」のことで、これが化学工場で加工されると、
私たちが普段目にしているプラスチック、ビニール、合成ゴムなどに姿を変えます。
「建築には木や鉄を使うから関係ないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、現代の住宅は「ナフサ(石油製品)なしでは1軒も建たない」と言っても過言ではないほど、
多くの場所に姿を変えて潜んでいるのです。
②建築現場を襲う「見えない値上げ」の正体
ナフサの価格が高騰すると、家づくりの現場にはダイレクトに影響が出ます。
特に以下の3つのエリアは深刻です。
・壁の中の「断熱材」
北海道の厳しい寒さを守る「ウレタン」や「ポリスチレン」といった断熱材。
これらはすべて石油が原料です。
ナフサ高騰は、家の性能を維持するためのコストを直撃します。
・水回りの「配管」や「設備」
キッチンやユニットバスの樹脂パーツ、家全体を巡る水道用の塩ビパイプ。
これらもナフサ由来。
つまり、水回りのリフォームや新築コストが押し上げられる原因になります。
・仕上げの「ビニールクロス」や「塗料」
お部屋を彩る壁紙(ビニールクロス)や、外壁を守る塗料、隙間を埋めるコーキング材。
これらすべてにナフサの影があります。
今、ニュースで話題になっているのは、ただ「高い」だけでなく、「材料が入ってこない(納期遅延)」
というリスクです。
一部のメーカーでは、塗料などの出荷制限も始まっており、現場は緊張感に包まれています、、、
③今後の建築費はどうなる?
皆さんが一番気になるのはここですよね。結論から申し上げますと、
「建築費が下がる要素は、今のところ見当たらない」
というのが正直なプロの専門家たちの予測として多いです。
高止まりする原料安: 世界的なエネルギー情勢により、ナフサ価格がかつての水準にまで急落することは
考えにくい状況です。
人件費の上昇: 素材代だけでなく、職人不足による人件費の上昇も続いています。
「今が一番安い」の現実: 数年前と比べると建築費は上がりましたが、1年後、2年後にはさらに上昇している
可能性が高いのが現状です。
今回は「ナフサショック」についてまとめました!
カウイエでは、こうした業界の裏側の動きも踏まえた上で、お客様に無理のないプランをご提案しています。
「実際、どれくらい予算を見ておけばいいの?」「ナフサショックで工期は遅れるの?」など、どんな小さな
不安でも構いませんので、ぜひ一度ご来店お待ちしております!











